トピックス

久しぶりのリノベ視察

久しぶりの視察受入です。
今回は群馬県庁のリノベ担当「地域企画支援課」の方々でした。
前半は水上温泉街のリノベ施設を視察して回りました。
後半は渡辺委員長はじめリノベメンバー、町、商工会のリノベ担当者を含めて水上温泉におけるリノベ活動と群馬県内の現在のリノベ活動の情報交換会となりました。
他の地域のまちづくりを聞けることはとても刺激になりますね。

温泉街の象徴

産官学金連携まちづくり事業の一葉亭プロジェクト。
いよいよ一番古い本館の撤去作業が始まりました。この建物は昭和の時代からのもので温泉街を歩いていて必ず見かける温泉街の象徴的な風景でした。この風景がなくなると「いよいよ」という感じです。

温泉街の南の玄関口にあるスマートボール屋、こけし屋、中華料理屋3棟の解体工事も終了しました。建物がなくなってみてこんなに広かったのかと感じました。
温泉街の風景がガラッと変わってきました。

まちの街のあちこちで工事再開

2024年春を迎え、温泉街のあちこちで工事が再開されました。

こちらは温泉街の南の玄関口。昭和の頃からあったスマートボール屋、こけし屋、中華料理屋3棟の解体工事です。
また一つ昭和の雰囲気が消えていくのは寂しい気もしますが、すでに廃業してかなり時間が経っており廃墟化して危険な建物でもあったので仕方ありませんね。温泉街も生まれ変わります。

水上温泉リノベーションまちづくり・8号店「まちやどsansui-so」オープン

2024年4月1日、温泉街エリアにリノベーションまちづくり事業8店舗目となる「まちやどsansui-so」がオープンしました。

「まちやど」とは、まちを一つの宿と見立て宿泊施設と地域の日常をネットワークさせ、まちぐるみで宿泊客をもてなすことで地域価値を向上していく事業です。(日本まちやど協会)
東京・谷中の「HANARE」や熱海温泉の「まるや」等、全国各地で新しい宿泊形態として取り組まれている事業で、その水上温泉版を目指しています。
コンセプトは「女性のひとり旅にフォーカスした女性専用のまちやどスタイルなお宿」としてターゲットを絞った営業方針を掲げています。

温泉街駐車場が有料化

2月 1日、これまで無料だった湯原温泉街駐車場が有料駐車場になりました。
 この駐車場は国道を通過するお客様を温泉街に呼び込むために、地域の事業所の方々から署名を集めて町に陳情し平成18年に整備された駐車場です。
 しかし「無料」だったために開設当初より観光目的以外の駐車、例えば近隣事業所へ通勤するために駐車したり、自宅の駐車場がわりに利用したり、あるいはリゾートマンションを利用する方が停めるなど、本来の目的とは違った形で駐車されるケースが頻繁に見られてきました。
 今回の有料化によりこれまで問題視されてきた無秩序な駐車を制限することができると共に、課題となっていた冬期の除雪作業もスムーズに実施できると期待されています。
 もちろん「有料化」に対しては様々な意見も出ています。しかし現在温泉街各所で新しい計画が進められており、2〜3年後には必ず駐車場不足の問題が出てくることが予測されます。だからこそ今回の「有料化」は必要なことだったと考えます。

廃墟再生プロジェクト展2023開催

12月23日(土)「廃墟再生プロジェクト展2023」が開催されます。
これまでの産官学金連携まちづくり事業の取り組みが展示され、またオープンなサロンの場を開催することで、地元住民や観光客の方々にも広く周知し色々な意見を出してもらうことを目的としています。
今回の会場は、閉店後4年間使われてなかった群馬銀行旧水上支店を使っての開催となります。今後この建物についても活用法を考えていくためのファーストステップとなっています。
○日時:2023年12月23日(土)13:00〜18:00
○群馬銀行旧水上支店
○入場無料

旧一葉亭プロジェクト 今後のスケジュール

12月11日、産官学金連携まちづくり事業による第2回「旧一葉亭・水上温泉街再生エリアコンセプトブック」説明会が開催されました。
先月11月1日に開催された第1回目の説明会で出された地元意見を反映してブラッシュアップされた内容のコンセプトブックにまとめられており、今回は今後の具体的なスケジュールも発表されました。
(今後の主なスケジュール)
令和5年12月19日 募集要項等の配布
令和6年 1月26日 プロポーサルへの参加申込受付締切
令和6年 3月29日 応募書類の受付締切
令和6年 5月上旬 審査(プレゼン)を経て優先交渉権決定

面談

本日「みなかみの美味しい水で氷菓(アイスなど)をつくって世界に広めたい」というビジョンを持った方が来られ、リノベメンバーで対応しました。

このところ「ローストチキンでまちを活性化させたい」「みなかみの水で育てたうなぎを使った店をやりたい」「温泉街で参鶏湯(サムゲタン・韓国の伝統料理)専門店を開業したい」等、多くの相談が委員会に来ています。
しかし先方の希望するような施設が見つからなかったり、あったとしても施設オーナーとの条件が合わなかったりで、なかなか開業まで辿り着かない状況に直面しています。

今、温泉街が動き出しています。リノベ委員会としても出店希望者と施設オーナーとを上手にマッチングさせて、活力あるまちを創造していきたいと思います。

(重要なポイント)
仮りに貸し手、借り手双方の希望や条件がマッチしていたとしても、出店まで至らないケースもあります(過去にもありました)。
リノベ事業の進め方としては、まず出店希望者に事業計画をプレゼンしてもらいます。計画に採算性があり持続可能な内容であれば開業に向けて話が進むことになりますが、そうでない場合は委員会として却下する場合もあります。
これは開業したとしても事業に行き詰まった場合、結果として廃業に追い込まれ施設オーナーに迷惑をかけてしまう可能性もあるからです。

「産官学金連携まちづくり事業」第3期事業スタート

先日「旧一葉亭・水上温泉街再生エリアコンセプトブック」が発表された産官学金連携まちづくり事業の第3期事業、本館の解体がいよいよ始まりました。
この建物は旧一葉亭の前身「ひがきホテル」の正面玄関がある建物で、地元住民からも馴染みのある風景です。私たちからするとこの正面玄関がなくなることは寂しくもありますが、水上温泉街の未来を目指すためのある意味での「区切り」として考えたいと思います。

エリアコンセプトブック

温泉街で進められている産官学金連携まちづくり事業の内容が明らかになって来ました。
11月1日、みなかみ町が地元の各団体代表者を集めて「旧一葉亭・水上温泉街再生エリアコンセプトブック」を発表いたしました。
これは最終的に公募で選ばれた民間事業者が開発計画を進めるにあたってのルールを定めたもので、5つの再生デザイン①「まち文化」の再生、②「暮らし」の再生、③「渓流沿い」の再生、④「風景」の再生、⑤「循環」の再生と言う内容で構成されています。
これをまとめた東大チームからの説明後、参加者からは多くの質問や意見が出され、さらにコンセプトブックをブラッシュアップすることになりました。